外国人材の活躍定着における日本語教育の重要性
早速ですが、ご存知のように日本では少子高齢化の影響により労働人口が減ってきている一方、外国人労働者の数は2050年までに1000万人近くになると予測されています。これは全生産年齢人口の5~6人の1人に該当します。
こうした動きの中、多くの企業が外国人材採用を促進、また、検討し始めています。
実際、多くの企業で外国人材の活用を行っていますが、現在顕著になってきているのが言語の壁になります。例えば、誰でも知っている大手企業の管理職クラスがGoogle翻訳を使用して外国人材とコミュニケーションを取っており、密な関係性を築けないだけでなく、業務上でも支障が出てきています。また、外国人材も言葉がうまく伝わらないため自身のパフォーマンスが出せず、最終的には離職をしてしまうということも少なくはありません。
ではなぜこうしたことが起こっているのでしょうか。
1つ目に、人事担当者が外国人材の日本語力をJLPTのみで判断をしていることがあります。JLPTは日本語のテストで最も有名ですが、スピーキングテストはありません。そのため、N1を持っていても会話ができない方も多くいます。しかしながら、人事担当者等がこうした事実をきちんと把握をしていない為、採用後にミスマッチが生じています。
2つ目に、人事担当者等が採用面接等を行う際、きちんとした日本語能力を測る指標を持っていない、もしくは、わからないということがあります。
また、担当者の主観や感覚のみで判断をしていることも珍しくはなく、TCJにも“どのように計測をしたらよいか”というご相談も頂きます。
3つ目に、外国人材自身は日本語に課題を感じていても、企業側に日本語教育の重要性がまだまだ浸透をしておらず、十分なサポートが受けられていないということがあります。
費用面でのサポートが難しい場合、日本語学校の情報を提供してあげるだけでもだいぶ違ってきます。
しかしながら、多くの企業は“日本語レッスンは個人的なもの”という考え方がまだまだ多数を占めており、十分なサポートを行っていないというのが現実です。
このような状況下、TCJでは、日本で働く外国人材の方に多様なレッスンを提供しております。
また、プロの講師による質の高い授業やオンライン受講可能等、他校にはない充実した教育プログラムや環境を提供しております。
更に、外国人材を採用している企業の管理職向けに定期的にセミナーを開催しており、外国人材の活躍定着に日々取り組んでおります。
この記事をお読みの企業担当者の方で、当校に少しでも興味をお持ちの方はすぐにご連絡ください!状況や課題をしっかりとヒアリングさせて頂きご提案をさせて頂きます!