TCJでは毎年公立中学校との交流会を行っています。
今回は板橋区にある中学校の一年生との交流会を行いました。
TCJからは今回ミャンマー・アメリカ・中国・ベトナム・ベルギー・オランダの6名の留学生が参加しました。
中学校に着いたらまずは校長室へ行き校長先生に挨拶をします。
留学生たちは少し緊張しながら自己紹介をし、校長先生からの質問に答えていました。
授業開始時間前になると、それぞれのクラスの代表が控室にいる留学生を迎えに来てくれました。1人ずつ名前を呼んで教室まで案内してくれます。中学生も緊張している様ですが、英語で自己紹介をしてくれる学生もいました!
志村第二中学校の7年生(中学1年生)のクラスは全部で3クラスあり、一クラスの学生数は35人くらいです。留学生は2人一組でクラスに入り1人ずつ、事前に準備していた写真を使って自分の国についての発表を行いました。大勢の日本人学生の前で日本語で発表することは留学生にとって初めての経験でしたが、みんなしっかり準備をして素晴らしい発表をしてくれました。留学生の発表に耳を傾けながら真剣にメモをとる中学生の姿もとても印象的でした。
発表の後は中学生からの質問タイムです。最初はみんな恥ずかしがってなかなか質問が出ませんでしたが、1人が質問をするとつぎつぎに手を挙げて質問をしてくれました。中学生たちは事前学習で留学生の出身国について調べていたようで、それぞれの国についての質問がたくさん出ました。
また、日本に来てから困ったことや、びっくりしたこと、自分の国と違う所など留学生が日本に来てどのように感じているのか、ということについての質問も多くありました。
1つのクラスでの発表が終わると次のクラスに移動し、合計3回発表を行いました!
最初のクラスではとても緊張していた留学生もだんだんと慣れて一番最後のクラスでは一番よい発表が出来たようです!
今回はコロナの影響もあり給食を一緒に食べたりといったような発表以外での交流はできませんでしたが、最初は緊張した面持ちだった留学生、中学生も時間とともに打ち解けてみんな楽しそうに会話が弾み、最後は大きな拍手で留学生を送り出してくれました。次回は2月に国分寺の中学校との交流会を行う予定です。TCJではこれからもこのような交流会を積極的に行っていきたいと思います!