2022.06.16

日本での就職活動の準備

日本語学校を卒業した後、そのまま日本で就職したい学生は少なくないでしょう。日本語能力をしっかりと向上させること以外に、日本での就職のために、しっかり準備をしなくてはいけないことはなんでしょう?

まず、1つ目の準備は、自己分析です!
日本企業は、個人の仕事の能力(スキル)も重視しますが、求職者の人間性、性格、適正なども非常に重視します。なぜなら、日本企業は求職者の将来性、成長性をより大事にしているからです。
自分の長所、短所、興味、自分はどういう人間なのか、将来何をやりたいのか、自分のことを徹底的に分析し考える必要があります。自己分析は意外と簡単ではないので、自分ではなく、両親や友人など周りの方にも意見を求めた方が、より精度の高い自己分析ができるかと思います。

そして、企業研究です!
将来自分が入りたい企業に対する研究も必要です!なぜなら、企業の採用面接の中で、求職者がその企業が求めている人材とどれぐらいマッチしているのかをアピールしなくてはいけないからです。企業を研究して、その企業がどのような人材を探しているのかを確かめることが非常に重要です。企業のウェブサイトからその企業の求人内容を確認することや、企業の説明会で人事の方に詳しく話を聞くこと等、その企業の情報を分析し調査することが大切です。
企業研究は応募する企業の面接だけではなく、その他の企業(業種や職種が同じ場合)の面接にも役に立つかもしれないので、ぜひ時間をかけてじっくり企業研究を行ってください。

最後に、面接対策です!
面接では、どうやって自分のことを分かりやすく面接官に説明するかが重要なポイントになります。ほとんどの日本企業では書類審査の際に日本語能力でいうとJLPT N1以上を求められます。資格保有も大事ですが、面接では特に日本語でのコミュニケーション能力が試されます。日頃から日本の新聞記事や時事問題などの議論の練習をすることも面接対策になります。アピールしたいことや質疑応答など、実際に話す練習も面接では必要です。

TCJでは、面接対策以外にも履歴書の添削や、ビジネスメールなど細かく就職活動の指導とサポートを授業で行っております。
その他にも外国の方に対面・オンラインの形で授業を提供していますので、日本語能力を高めたい!日本で働きたい!という方は、ぜひお問い合わせしてください!
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