
てるてる坊主を知っていますか?
6月頃、日本の街角を歩いているとこのキャラクターを見かけることがあると思います。
↓てるてる坊主(画像)

気象庁によると、東京では今年は6月8日に梅雨入りとなり、7月下旬まで続くと発表されました。
暑い夏を迎える前に水を蓄えるために梅雨は重要ですが、何か大事なイベントに雨が重なると困りますね。
日本では古く平安時代(784年~1185年)から、そんな雨の多い季節に晴れてほしい日の前にてるてる坊主を作って、晴れになることを祈る習慣があります。
翌日の晴天(日が照る)を願うことから、一般的には「てるてる(照る照る)坊主」とされています。この習慣は中国の「掃晴娘(そうせいじょう)」という人形を吊るし、晴天を願う風習を模して始まったという説や、雨を止ませるためにお経を唱えるお坊さんを模した説等があります。
日本の学校機関(特に幼稚園・保育園・小学校)では5月下旬から6月初旬に運動会、遠足等の行事が行われることが多く、雨が降ってほしくないと願う子供たちがみんなでてるてる坊主を作って教室に飾ったりします。
作り方は簡単で、ティッシュや白い紙を丸めて、また新しいティッシュや紙でそれを覆い、リボンやゴムで止めます。それを窓際に吊るして飾ります。
皆さんも晴れてほしい日をお祈りする際に是非作ってみてください。
※逆さに吊るすと逆効果で、雨が降るといわれているので注意してくださいね!