2021.08.13

日本の夏のイベントを紹介します!

日本の一年で一番暑い時期でもある8月。今回は日本の夏の伝統的な行事をいくつか紹介します!

お盆(おぼん)

今日8/13はお盆です。日本の多くの地域では8/13から8/15~16を「お盆」と言います。このお盆には先祖の魂がこの世に帰ってくると信じられています。日本の学校や会社は「お盆休み」といってこの時期にお休みになるところが多く、実家に帰ったりお花やお供え物を持ってお墓参りをしたりします。最近ではこのような伝統的な過ごし方ではなく、夏休みとして家族や友達とレジャーにでかけたりする人も多くなっています。お盆の時期には飛行機や新幹線のチケット、ホテルも高くなります。

夏祭り(なつまつり)

7月や8月になると日本の各地で夏祭りが行われます。もともと昔の人々が厄除けや豊穣をねがって神仏に感謝するという伝統的な行事でした。お祭りには「出店」や「屋台」とよばれるお店が並びます。お祭りでは食べ物のほかにも日本の伝統的な遊びを楽しむことができます。
盆踊り(ぼんおどり)

盆踊りは日本の各地でお盆の時期に開催されます。もともとお盆に返ってきた先祖のための踊りとして始まった行事でした。しかし今では夏祭りの一部のようなイメージが強くなっています。
盆踊りでは中心には「やぐら」という木で作った高い台が設置されていて、やぐらの上で盆踊りの音頭が歌われ、太鼓が演奏されます。参加者はそのやぐらの周りをぐるぐる回りながら曲に合わせて踊ります。盆踊りは難しいダンスではなく、単純な振付の繰り返しです。見よう見まねで踊ることができ誰でも参加することができます。
花火(はなび)

花火は日本だけのものではありませんが、日本の場合多くの花火大会がお盆の時期を中心に夏に行われます。世界では主にお祝いに花火大会が行われるところも多いかと思いますが、日本の夏の花火には亡くなった人の魂を鎮める意味が込められています。
また、花火のもう一つの楽しみ方として手持ち花火があります。日本では夏になるとスーパーやコンビニなどで色々な手持ち花火のセットが売られていて、気軽に花火を楽しむことができます。
夏祭りや盆踊り、花火大会などは浴衣という夏用の薄い生地でできた着物を着て楽しむ人も多くいます。浴衣はレンタルすることもできますし、安いものはセットで3,000円くらいから買うこともできます。浴衣の着付け方法はyoutubeなどにもたくさんアップされています。
残念ながら今年もコロナウイルス感染症拡大の影響で多くの夏の行事が中止されたり、規模が縮小されています。今回取り上げた夏の行事は日本の伝統的な夏を肌で感じることができるとてもよい機会です。みなさんも日本に来たらぜひ浴衣を来て日本の夏の行事に参加してみてください!
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