日本留学ガイド
日本留学とは
日本留学のメリット
- 高い日本語力を身につけることで、将来のキャリアアップにつなげることができます。
- 高レベルの教育機関において、高品質の教育を欧州や米国などに比べて安く受けることができます。
- 経済、法律、工学など一般的な学問の他、アニメ、ゲーム、おもてなし(ホスピタリティ)など多様な分野を学べる高等教育機関に進学が可能です。
- 日本独自の歴史ある文化や、豊かな食文化に触れることができます。
- 日本は犯罪が少なく、安全な環境で留学生活を送ることができます。
留学生は日本語学校から進学・就職をすることが一般的
日本に留学する目的は、高等教育を受けるため、就職のため、日本文化を学びたい等、学生によって様々です。特に日本で活躍するためには、語学力だけでなく生活習慣や独特のマナーなどの知識を持つことも大事です。
日本で高等教育(大学・大学院・専門学校)に進学したり、就職するには様々な条件があります。まずは日本語学校に在学し、日本語を勉強してから次のステップに進むことで、大学・大学院・専門学校への進学や、就職をするための条件をクリアすることができます。
日本語学校でできること(TCJの場合)
- 日本語学校への入学で留学ビザを取得できます。
- 日本語学校が留学ビザ取得から来日までしっかりサポートします。
- 手厚い生活・進路指導があります。
- 2年間の在学中に最大JLPT4回、EJU4回の受験機会があります。
- 授業時間外にも、文化体験やアルバイトを等を通して日本社会への理解を深め、コミュニケーション技術を身につけることができます。
母国(日本国外)から日本の高等教育機関への進学や、日本企業へ直接の就職が難しい理由
母国から大学院・大学への進学
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母国から専門学校への進学
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母国から日本での就職
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日本語学校への入学要件(TCJの場合)
- 本国で12年の教育課程を修了(高校卒業資格があること)
- 本国の教育制度が12年未満の場合は、日本語能力JLPT N5相当以上 or 学習証明150時間
- 日本での学費、生活費などを支弁する能力が十分にあること
在留資格
外国人が日本に滞在する場合、活動内容に合った在留資格が必要です。留学で日本に来る場合は、”留学”という在留資格になります。
※その他、短期滞在(Tourist VISA:3ヵ月まで)、ワーキングホリデービザなどを使って、日本に留学することも可能です。
在留資格認定証明
ビザをもらうために必要な書類で、受け入れ機関(日本語学校)が出入国管理局に対して書類を提出し、申請を行います。入学期に合わせて、出入国管理局に申請する日が決められています(一度に1つの学校からのみ申請することが可能です)。
ビザ
日本に入国をする際にイミグレーションで提示が必要なものです。在留資格認定書を添えて本国の大使館または領事館で申請を行います。留学の場合は”Student VISA”になり、最初に取得することができる在留期間は、基本的に1年3ヶ月となります(その後、最長2年まで期間が更新できます)。
短期留学・ワーキングホリデー
TCJでは留学の在留資格を取得して長期留学を行う以外にも、短期留学、ワーキングホリデーといった形で、日本語講座を受講することが可能です。
短期留学(Tourist VISA)
- 68の国と地域でビザの申請なく、基本的に90日間、旅行者として日本に滞在することが可能です。(滞在許可期間は国・地域によって異なります。)
- アルバイトをすることは認められません。
- 短期滞在で滞在後、そのまま留学のビザに移行することはできません。別途、在留資格認定証明書の取得が必要となります。
※免除国以外のビザの招聘はいたしません。
ワーキングホリデー
- 日本と26の国・地域との間で導入している制度です。
- 各地大使館、領事館で申請時30歳以下の方が申請することが可能です。
- 就労することが認められています。
- ワーキングホリデーの後、留学のビザに変更することも可能です。
※申請に関する詳細は各国日本大使館にご確認ください。
日本留学で実現できること
日本の大学院への進学
専門知識を基に研究を行うところです。修士課程(2年)、専門職学位過程(修士課程)、博士課程(5年一貫、または前期2年+後期3年)、の3つの種類があります(医学、歯学は異なります)。有名大学院・研究室へ進学し、専門研究分野の追求、その後の日本でのアカデミックキャリアやビジネスキャリアが掴むことが可能です。
大学院へ進学するための要件
- 本国で16年の教育課程修了(学士学位取得)
※原則、大学卒業資格が必要ですが、大専=高等専科学校の場合も事前審査を通れば出願可能です。 - 研究分野の専門知識
※学士課程と専門分野を変更することも可能ですが、難易度は上がります。 - 日本語能力(目安):JLPT N1レベル程度
- 英語力(目安):TOEIC 720~、TOEFL ibt 90~、IELTS 6.5~、実用英語検定1級
- EJU(目安):日本語260点以上、記述30点以上
※その他大学や研究科によって追加的に求められる要件
試験内容
- 研究計画書の提出、志望理由書の提出、教授との面談、筆記試験、小論文、面接
大学院の1年間の学費目安
- 国公立大学 80~95万円程度
- 私立大学文系(文学、法学、経済等) 80~100万
- 私立大学理系(工学、理学等) 100~180万
<ポイント>
1. 専門分野の研究内容について、日本語でしっかりと説明できる能力が求められます。このため、確実なアウトプット能力(書く、話すなどのコミュニケーション力)を日本語学校で学ぶことが必要になります。
2. 英語のみで入学することが可能な大学院、研究科もありますが、日本での生活のために日本語力は必要になります。また、修了後、日本で就職を希望する場合は、高い日本語力が必要になります。
3. TCJからも毎年多くの留学生が、国立・私立の上位校などの大学院に進学をしています。進学実績はこちらからご確認ください。
日本の大学への進学
専門知識の他、一般教養を身につけ、4年間で学士の学位を取得します(医学、歯学など一部の学部は6年制)。2年間で短期大学士を取得する短期大学もあります。大学、短期大学卒業後は、日本での就職をしたり、大学院へ進学することも可能です。
大学へ進学するための要件
- 本国で12年の教育課程を修了
※高校卒業資格があること
※本国の教育制度が12年未満の場合は、高等学校に対応する学校の課程で文部科学大臣が指定したものを修了していることが必要です。詳細は各募集要項を確認するようにしてください。 - 日本語能力(目安): JLPT N2レベル以上
- EJU(目安) 日本語200点~最高400点
※大学・学部により、受験科目と求められる点数が異なります。
- その他学部により、総合科目、数学Ⅰ・Ⅱ、理科(物理・科学・生物)の受験が必要です。
- 英語力(目安) TOEIC450~、TOEFL ibt 40~、IELTS 4.0~、英検2級~
※大学・学部によって追加で求められる要件
試験内容
- 筆記試験(日本語、英語)、志望理由書、小論文、面接(コミュニケーション力)
※留学生の場合、ここにEJU等の成績や出席率、出身高校の成績等が加味されます。
大学の1年間の学費目安
- 国公立大学 年間60万円程度
- 私立大学文系(文学、法学、経済等) 80~150万
- 私立大学理系(工学、理学等) 100~180万
<ポイント>
1. 大学受験では高い日本語力で筆記試験に対応することと共に、小論文、志望理由書、面接などで話す・書く能力も求められます。しっかり日本語学校で学ぶことが必要となります。
2. 大学や学部により、出願要件が異なりますので、事前に自分の興味がある分野の大学について調べておくことをお勧めします。日本語学校在学中に、オープンキャンパスなどに参加し、実際に大学構内を見学したりすることができます。
3. TCJからも毎年多くの留学生が、国立・私立の上位校などの大学に進学をしています。進学実績はこちらからご確認ください。
日本の専門学校へ進学
専門学校は、職業に直結する技術・知識の習得をしたり、専門分野の資格を取得するための勉強ができる学校です。専門士(2年以上)、または高度専門士(4年以上、その後大学院への進学も可能)の称号を取得することができ、学んだ分野の職業に就くことで就労ビザの取得も可能になります(本国で学士以上を取得している場合は、分野が違う職業に就くことも可能です)。
学べる分野(16分類)
CG / ゲーム / GD | 自動車 | アニメ / イラスト | 美容 / 理容 |
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IT / エンジニア | 建築 / インテリア | 写真 / 映像 | 服飾 |
ビジネス / 会計 | 介護 / 福祉 / 医療 | 音楽 / 音響 | 調理 / 製菓 |
観光 / ホテル | 通訳 / 翻訳 | 俳優 / 声優 | 教育 / 保育 |
専門学校へ進学するための要件
- 本国で12年の教育課程を修了
※高校卒業資格があること
※本国の教育制度が12年未満の場合は、大学準備教育課程がある学校での学習が必要 - 日本語能力(目安): JLPT N3レベル以上
- 日本語学校出席率90%以上
試験内容
- 日筆記試験(日本語など)、志望理由書、面接
専門学校の1年間の学費目安
- 80~150万円程度(分野により異なる)
<ポイント>
1. 専門学校では、実技の授業も多く含まれるため、「話す・聞く」などのコミュニケーションの高さが求められます。このため、しっかり日本語学校で学ぶことが必要です。
2. 美容や音楽・芸能など日本での就労ビザの取得の難易度の高い職種が一部ありますが、日本で身につけた技術を母国で活かすことも可能です。
3. 多くの学校で、オープンキャンパスや体験授業などを行っており、日本語学校在学中に参加することが可能です。
4. TCJからも毎年多くの留学生が、各分野において強みを持つ専門学校に進学をしています。進学実績はこちらからご確認ください。
日本での就職
日本語学校に在学中に就職活動を行い、日本企業またはグローバル企業の日本支社への就職を目指すことが可能です。日本は人口減少の影響を受けて、世界中から日本で活躍を希望する人材を積極的に受け入れているため、キャリアアップのチャンスが広がっています。
※本国に帰国し、日系企業などに就職する学生も沢山います。
就職が可能な職種
経営管理、営業、マーケティング、貿易、財務、人事、総務、企画、通訳翻訳、語学教師、デザイナー、ITエンジニア、設計、生産技術、生産管理など
日本で就職するための要件
- 本国で学士課程以上取得
- 日本語能力試験(JLPT) N2以上
※8割以上の日系企業でJ2レベル以上を求められます。JLPTに加えてBJTビジネス日本語能力テストが見られることもあります。いずれも日本語学校在学中に取得が可能です。
就職試験内容
- 筆記試験、エントリーシート、面接
日本でのキャリアや収入
- 企業規模、業種、職種によってキャリアパスや収入などは変わりますが、日系企業、外資系企業ともに新卒初任給は300万~400万程度からスタートとなるのが一般的です。
- 日本は解雇規制が厳しく、手厚く非雇用者が保護されています。社員に対する入社後研修やOJTが充実している日系企業が多く、他国に比べて安心して働ける環境が整っていると言えます。
<ポイント>
1. 多くの日本の企業は、スキルや経験だけでなく、人柄を重視しているため、対面での面接を求めることがほとんどです。また、日本の生活習慣やマナーを理解して面接に望むことが大事です。日本語学校で日本語を学び、日本での生活・マナーにも慣れた上で、就職活動をすることは、大きな強みになります。
2. TCJでは就職コースがあり、日本での就職を目指す方にビジネス日本語を中心とした日本語授業や、専門的な就職活動対策などを実施しています。
日本語試験
日本語能力試験(JLPT)
目的・特徴
- JLPT N5(初級)~N1(上級)の5レベルの日本語能力試験です。
- 日本の他、86の国と地域で実施されている最も知名度の高い能力試験です。日本の多くの教育機関や日系企業で、日本語力を証明する資料として使用されている、非常に重要度の高い試験です。
- 「読む」試験(文字・語彙・文法・読解)と「聞く」試験に分かれていて、解答方法はマークシート式となっています。
実施時期
- 年2回、7月と12月に実施
受験料(日本国内)
- 6,500円(全レベル共通)
試験実施団体
- 国際交流基金 財団法人日本国際教育支援協会
レベルと学習時間の目安
レベル | 学習時間 | 漢字数 | 語彙数 | 指標 |
---|---|---|---|---|
N1 | 900~1200時間 | 2,000 | 10,000語 | 幅広い場面で使われる日本語を理解することができる。 |
N2 | 600~800時間 | 1,000 | 6,000語 | 日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で 使われる日本語をある程度理解することができる。 |
N3 | 450~600時間 | 600 | 3,000語 | 日常的な場面で使われる日本語をある程度理解することができる。 |
N4 | 300~400時間 | 300 | 1,500語 | 基本的な日本語を理解することができる。 |
N5 | ~150時間 | 100 | 1,000語 | 基本的な日本語をある程度理解することができる。 |
日本留学試験(EJU)
目的・特徴
- 外国人留学生が、日本の大学・大学院で学習するのに十分な日本語、基礎科目の知識があるかを計る統一テストです。
- 大学・学部により、指定教科、出願基準の得点、有効な試験実施回などが異なります。
- 日本語科目以外は、受験言語を日本語、英語から選択することができます。ただし、大学・学部により英語で受験したスコアを認めない場合もあるので、必ず志望大学の出願条件を事前に確認するようにしてください。
- 3科目を受験し、高得点を獲得することで、入学後の奨学金(学習奨励費)を受給する資格が得られます。
実施時期
- 年2回、6月と11月に実施
受験料(日本国内)
- 1科目のみ: 10,000円
- 2科目以上: 18,000円
試験実施団体
- 日本学生支援機構(JASSO)
試験科目と配点
科目 | 試験時間 | 得点範囲 | 文系 | 理系 |
---|---|---|---|---|
日本語 | 125min | 読解(40分) 聴解・超読解(55分) | 0~400点 | ◯ | ◯ |
記述(30分) | 0~50点 | ||||
理科 | 80min | 物理・化学・生物から2教科を選択 | 0~200点 | ✕ | ◯ |
総合科目 | 80min | 政治・経済・地理・歴史等 | 0~200点 | ◯ | ✕ |
数学 | 80min | 数学1 | 0~200点 | ◯ | ✕ |
数学2 | 0~200点 |
BJTビジネス日本語能力テスト
目的・特徴
- JLPTでは測れない、日本語でのビジネスコミュニケーション能力や、情報処理能力などのスキルを測定することができる試験です。
- 「合格/不合格」ではなく0~800点の点数(スコア)と、点数に応じたJ5~J1+の6段階のレベルで評価します。
- 聴解、聴読解、読解の3つのパートに分かれています。
実施時期
- コンピュータ試験(CBT方式)で随時受験可
受験料(日本国内)
- 7,000円
試験実施団体
- 日本漢字能力検定協会
レベルの目安
JLPT目安 | スコア | レベル | 指標 | |
---|---|---|---|---|
600~800 | J1+ | どのようなビジネス場面でも十分なコミュニケーション能カがある | ||
N1 420~630 |
530~599 | J1 | 幅広いビジネス場面で適切なコミュニケーション能カがある | |
N2 320~530 |
420~529 | J2 | 限られたビジネス場面で適切なコミュニケーション能力がある | |
320~419 | J3 | 限られたビジネス場面である程度のコミュニケーション能力がある | ||
200~319 | J4 | 限られたビジネス場面で最低限のコミュニケーション能カがある | ||
0~199 | J5 | 日本語によるビジネスコミュニケーション能力はほとんどない |
日本での留学生活
日本語力について
- 日本の大学、大学院、専門学校に進学したり、就職を希望する場合には、高い日本語力が必須となります。特にコミュニケーション力が求められます。母国で日本語を学習し、直接進学や就職を目指すことは非常に難易度が高いため、多くの留学生はまず日本語学校に留学生として在籍し、生活基盤を確立しながら日本語の言語知識やコミュニケーション力を高め、進学対策・就職対策を行うのが一般的です。高い日本語力は、あなたが進学や就職した後に活躍を遂げていくための鍵になります。
日本語学校について
- 日本語学校には入学時期に応じて、最長2年の在籍が可能です。入学期が年2回(4月、10月)の学校と年4回(4月、7月、10月、1月)の学校があります。
※TCJの場合は年4回入学可能。 - 日本の学校の教育年度は4月上旬開始~3月下旬終了が一般的です。
※日本国内で進学をする場合は、日本語学校を3月に卒業し、4月に進学するケースが多いため、日本語学校の入学期により学習期間が異なります(例:7月入学の場合は1年9ヶ月)。 - 日本語学校で勉強しながら、進学に備えて別に進学塾に行く(主に中華圏)学生もいれば、アルバイトと両立させている学生もいます。
- 日本語学校の出席率は、出入国管理局への手続き、進学時にとても大事です。出席率が低いと進学先に出願できなかったり、期間更新ができず帰国となったりする場合もあります(出席率90%以上を求める学校が多いです)。
住居
- 学校が提携・保有する学生寮(Student dormitory)に入ることが出来ます。自分で賃貸物件を探して、ゲストハウス、シェアハウス、コンドミニアムなどを借りることも可能です。
必要な費用
- 日本留学には、学費以外にも費用が必要です。経費支弁者(本人または親族)は、支弁能力を証明するために銀行残高証明の提出が必要です。1年目の留学費用を支払うことができる、少なくとも120~150万くらいの預金額が証明できない場合、在留資格認定証明書が交付されない可能性もあります。余裕を持って資金準備しておく必要があります。
- 日本への渡航費用(航空券、ビザ):5万~10万程度
※地域・距離による - 日本語学校の学費:1年目80万円~85万、2年目75~80万円
- 生活費:年間100万~120万
※食事、宿舎、水道光熱費、交通費、交際費など
アルバイト
- 資格外活動許可を得ることで、最大週28時間までアルバイトをすることが認められています。ただし週28時間を一度でもオーバーすると、期間更新ができずに強制帰国になるので、必ず時間を守ってください。
※アルバイトによる収入の目安:月10万×12ヵ月=年間120万円
※アルバイトで留学中の生活費の補填が可能です。
※一般的にレストラン(ウェイター、調理)、コンビニ、スーパーマーケット、オフィスワーク、語学教師、クリーニングなどのアルバイトが選択肢となります。
日本留学の流れ(長期留学の場合)
留学開始までの流れ
- 留学(Student Visa program)のフォームに必要事項を入力し、送信してください。
- TCJの職員と対面またはオンライン(Zoom、Skype、QQなど)での面接を行います。あなたの希望する進路について出来るだけ具体的な目標を教えてください。
- 入学の必要書類の準備を完了しTCJに提出し、入学選考料の振込を頂きます。
- TCJが申請者の代理として、出入国在留管理局に「在留資格認定証明書」の交付申請を行います。
- 出入国在留管理局での審査後、TCJが申請者の「在留資格認定証明書」を受け取ります。
- 学費の請求書を発行致します。
- 入金を確認後、TCJから申請者に「入学許可書」「在留資格認定証明書」を送付します。
- 申請者は自国の日本大使館・領事館にて、留学ビザを申請・取得を頂きます。
- 来日前に生活準備、航空券予約を進めて頂きます。
- 入学、留学生活のスタートです!
入学期別申請スケジュール
入学期 | 面接 | 必要書類提出 | 在留資格認定証明申請 | 申請結果・お支払い |
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4月期 | 前年の9月下旬まで | 前年の10月中旬 | 前年の11月下旬 | 2月下旬 |
7月期 | 1月下旬まで | 2月中旬 | 3月中旬 | 5月中旬 |
10月期 | 4月上旬まで | 4月下旬 | 6月上旬 | 8月下旬 |
1月期 | 8月上旬まで | 8月下旬 | 9月中旬 | 11月中旬 |
在留資格取得のために必要な書類
出入国在留管理局では、国籍ごとに必要な提出書類が異なります。
はじめに、下記リストにご自身の国籍が含まれているかどうかをお調べください。
アジア | 13ヶ国・地域
- 中国、中国〔香港〕、中国〔マカオ〕、韓国、キプロス、サウジアラビア、シンガポール、タイ、台湾、トルコ、ブルネイ、マレーシア、モルディブ
北米 | 2ヶ国・地域
- アメリカ合衆国、カナダ
欧州 | 47ヶ国・地域
- アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルバニア、アルメニア、アンドラ、イギリス、イタリア、エストニア、オーストリア、オランダ、カザフスタン、北マケドニア、ギリシャ、クロアチア、コソボ共和国、サン・マリノ、ジョージア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、トルクメニスタン、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル、マルタ、モナコ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、リヒテンシュタイン、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア
太平洋・オセアニア | 9ヶ国・地域
- オーストラリア、サモア、ツバル、トンガ、ナウル、ニュージーランド、パラオ、フィジー、マーシャル
中南米 | 28ヶ国・地域
- アルゼンチン、アンティグア・バーブーダ、ウルグアイ、エクアドル、ガイアナ、キューバ、グアテマラ、グレナダ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、スリナム、セントクリストファー・ネーヴィス、セントビンセント・グレナディーン、セントルシア、チリ、ドミニカ、ドミニカ共和国、トリニダード・トバゴ、パナマ、バハマ、パラグアイ、バルバトス、ブラジル、ベネズエラ、ベリーズ、ペルー、メキシコ
中東 | 10ヶ国・地域
- アラブ首長国連邦、イスラエル、イラク、イラン、オマーン、カタール、クウェート、バーレーン、ヨルダン、レバノン
アフリカ | 9ヶ国・地域
- アルジェリア、ガボン、セーシェル、赤道ギニア、ナミビア、ボツワナ、南アフリカ共和国、モーリシャス、リビア
書類提出に関しては皆様のご状況に合わせて、TCJ職員が丁寧にサポートいたしますので、事前にしっかりご自身の状況を説明し、職員のアドバイスに従ってください。
提出いただいた書類をもとに学校が在留資格認定申請書を作成し、出入国在留管理局に提出をします。リストに記載がある国籍の方も、記載がない国籍の方も、出入国在留管理局から追加書類を提出を求められることもありますので、事前に準備をお願いすることがあります。
上記リストに記載がある国籍の方の提出書類
- 履歴書(学校所定様式)
- パスポート写し(日本入国歴がある場合は、出入国スタンプ及びビザのページの写し)
※ビザ申請時にパスポートを保有していなくも問題ありません。 - 卒業証書原本(卒業証書原本は入管が確認を行います。審査終了後には必ず返却致します)
- 日本語能力証明(例:JLPT N5以上 or 学習証明150時間)★ 下部参照
- 成績証明書
- 経費支弁書(学校所定様式)
- 経費支弁者と申請者との関係を立証する資料
- 中国:公証書
- その他の国:出生証明書、支弁者出生証明書、公証書、宣誓書等
- 銀行残高証明書
- (前年度)経費支弁者の収入を立証する資料
- 写真(3ヶ月以内に撮影したもの)
上記リストに記載がない国籍の方は以下の書類も追加となります
- 経費支弁者の家族一覧表
- 過去3年間の資金形成過程立証資料(通帳コピー、出入金記録証明書、毎月のレポートなど)
- 経費支弁者の職業を立証する資料(在職証明書、営業登録証、履歴事項全部証明書など)
- 過去3年間の経費支弁者の収入を立証する資料(収入証明書、課税証明書、給与明細など)
- ※最終学歴から5年以上経過している方は、就学理由と日本語学校卒業後の進路説明に関してA4用紙1枚程度の分量での説明書類が必要です。
- ※証明書類は、申請日から3ヶ月以内に発行されたものが必要です。
- ※英語以外の言語で書かれた書類は、英語または日本語翻訳の添付が必要です。
★ 出入国在留管理局が公認している日本語能力試験
- JLPT N5以上
- BJTビジネス日本語能力・JLRT聴読解テスト(筆記テスト)を300点以上
- J.TEST実用日本語検定のF級以上又はFGレベル試験において250点以上
- 日本語NAT-TESTの5級以上
- 標準ビジネス日本語テストを350点以上
- TOPJ実用日本語運用能力試験の初級A級以上
- J-cert生活・職能日本語検定の初級以上
- JLCT外国人日本語能力検定の「JCT1」「JCT2」「JCT3」「JCT4」「JCT5」
- 実践日本語コミュニケーション検定・ブリッジ(PJCbridge)の「A+」,「A-」,「B+」,「B-」,「C+」又は「C-」
- JPT日本語能力試験を315点以上
学習証明のみの場合、可能な限り以下の内容がわかるもの
(1)学習期間、(2)出席率、(3)履修内容、(4)コース名称、(5)当該コースの終了目標レベル、(6)使用教材名