初心者向け!おすすめ日本語学習アプリ6選

おすすめの日本語学習法やアプリは、日本語学習者の先輩に聞くのが一番!ということで、まずは私の身近にいる日本語学習者に調査しました。英語圏のビジネスパーソンから外国ルーツの高校生、留学生、技能実習生、ママさんなど、私が教えている(教えていた)日本語学習者に最新情報を聞いたところ、中にはいろいろなアプリを試しているアプリ好きな人もいました。なので、今回は日本語学習者の先輩たちがおすすめするアプリの紹介です。先輩たちのリアルな感想も載せました。無料版でも十分活用できるアプリから、がっつり勉強したい人向けの有料アプリまで、気になるアプリがあればぜひ使ってみてくださいね!

おすすめ無料アプリ1 「kawaiiNihongo」

留学生の中でも特にヨーロッパの女の子たちから人気だったのがこちら。ゲーミフィケーションが取り入れられた日本語学習アプリです。可愛いアニメのキャラクターやゲームが好きな人におすすめ。主人公のRikoちゃんのガイドのもと、ひらがな・カタカナ・漢字・語彙・文法(JLPT N5レベル)を学んでいきます。

学習者の声

・Rikoちゃんたちがかわいいし、カードのイラストがきれいだし、ゲームも楽しい。ストーリー性があって、引き込まれる。説明がAIの音声じゃなくて、日本語ネイティブスピーカーなのもいい。

・N5の漢字はこのアプリで勉強しました。文法のセクションでは、今まで勉強したカードや単語が出てきて、視覚的に記憶しているので、すぐに思い出せます。

・「この先は有料」とロックされることなく、広告を見れば全部のレッスンが無料でできる。広告は短いから全然気にならない。

kawaiiNihongo – Landing page – kawaiiNihongo

おすすめ無料アプリ2 「Mazii」

日本で生活している学習者にとって、大変なのは漢字!日常生活にルビなしの漢字が溢れていることですよね。このアプリのカメラで文章を写真に撮ると、すぐに漢字の上にふりがなが付き、翻訳が下に表示されます。とても便利!私の教え子のヴィーガンの子は、食品の原材料を常にチェックするので、食品表示ラベルをカシャカシャしていました。

ただ、よく見ると漢字のルビが間違っていたり(音読みが正解なのに訓読みになっていたり)、翻訳できていない箇所もあるんですが、何が書かれているのか、大意をつかむには優秀だと思いました。『瞬時に』知れるのがポイント高いです!

学習者の声

・わからない言葉があったら、カメラ、音声、手書きですぐ意味が調べられる。日常生活でとても役に立ちます。無料版は1日3回しか写真の読み取り機能が使えないので、それは残念ですが長文の読み取りもできるので活用しています。

・1つの言葉に対して例文やフレーズがたくさん出てくるのがいい。言葉や漢字を覚えやすい。「やさしい日本語ニュース」で読解の練習もできる。

・辞書機能をはじめ、漢字の勉強、読解の練習、JLPT試験対策、コミュニティでの交流など、コンテンツが豊富。

Mazii – Rated #1 Japanese English Dictionary Online

おすすめ無料アプリ3 「Shirabe Jisho」

私も愛用しているアプリで、学習者さんにも必ずおすすめしています。私が教えている学習者さんの中で、特に日本語力の高い層(ビジネス日本語勉強中やN1合格者など)に聞いてみると、「アプリの種類は多すぎるから、初級の時からこれ一択!」という人がいました。

学習者の声

・わからない言葉をすぐ調べてお気に入りに登録して、フラッシュカードで勉強する。これの繰り返しで地道に言葉を覚えていった。

・オフラインでも使えるから、飛行機の中で、日本の映画を見ていて気になった言葉をすぐ調べることができる。ネット不調の時も助かる。

・無料の辞書アプリとして非常に優秀。大変満足。あえて欠点を述べるなら、音声がAIなので、語彙の発音やアクセントは半信半疑なことくらいです。

Shirabe Jisho

おすすめ有料アプリ1 「Rocket Languages」

リスニングとスピーキングを強化したい、発音やアクセント、イントネーションの練習をしたい人向け。英語で指示するホストと日本語ネイティブスピーカー、音声認識ソフトによって、着実に確実に話す力をつけていくことができます。指示されたことを話す、インタラクティブな演習が特徴です。

学習者の声

・ネイティブスピーカーの音声なのがいい。音声をまねて、一つ一つ細かくスピーキングの練習ができる。自分の発音が正しいか正しくないか瞬時にチェックできるのがいい。

・レベルに応じて、英語の説明が多いから、初心者にはありがたい。

・日本語を話すのに慣れてきたのか、流暢さが増したのを実感している。読んだり書いたり聞いたりの練習が多くて、「声に出す」練習はついつい後回しになりがちだけど、このアプリのおかげで声を出すことに躊躇しなくなった。

Learn A Language Online – Rocket Languages

おすすめ有料アプリ2 「WANIKANI」

英語圏の学習者の間で、漢字アプリといえばこれ!と、超がつくほど有名な漢字・語彙学習アプリです。「つくり」や「へん」など、漢字を構成するパーツに分解したり、語呂合わせがあったり、学習者の記憶を促す様々な仕掛けが施されています。実際に学習者にアプリを見せてもらいましたが、学習効率や記憶へのアプローチなど、非常に考えられていて思わず唸りました。

学習者の声

・よく考えられていて本当によくできたアプリです。全部のコンテンツや機能に満足している。

・語彙を覚えるための語呂合わせが秀逸。たとえば「友達」は「My friend is Tom Cruise. I can touch him.」Tom touch、トムタッチ→トモダチのように。無意識に覚えてしまう。

・練習問題で間違えた時、しっかり確認できる仕様になっているのがいい。男性と女性の音声を両方聞けるのもポイント高い。

WaniKani, a kanji learning application by Tofugu

おすすめ有料アプリ3 「Bunpro」

ひらがなからJLPT N1まで、あらゆるレベルの学習者に対応していて、文法解説は詳細で例文が多く、問題演習で知識を定着させることができます。自分の勉強しているレベルがJLPTのどのレベルか、相対表もあります。

学習者の声

・文法の解説がわかりやすい。例文がたくさん出てくるのがいい。しかも、Standandの文、Politeの文、両方あるので、非常に勉強になる。

・勉強したけど忘れた文法、違いがわからない似ている文法、検索すればすぐにヒットし、文法の使い方がわかる。文法の教科書はむやみに買わない。このアプリだけでしっかり勉強できる。

・「みんなの日本語」「げんき」など、教科書に沿った勉強もできる。プライベートレッスンで使っている教科書の補助教材として語彙と文法の復習に使っている。

Bunpro

TCJでもっと日本語を学ぼう

いろいろなアプリを使ってみて自分に合うアプリを見つけるのもよし。「アプリは辞書アプリ一択!」と自分の勉強スタイルに合ったアプリを使うもよし。ただ、どの学習者にも共通していたのは、アプリはあくまでも補助的なもので、日本語学校やプライベートレッスンありきだということ。アプリでインプットしたことを、TCJのクラスやオンラインレッスンでアウトプットしましょう。アウトプットの場として、TCJを活用ください。

この記事の筆者
日本語教師/Webライター/翻訳家
PaivaAyaka
大学卒業後、求人広告や商品広告のコピーライターを経験。2010年からブラジルの国外就労者情報援護センター(CIATE)で、日本へ就労希望のブラジル人に日本語指導を行う。同時期にサンパウロ新聞社で翻訳記者としても働く。日本帰国後、TCJの養成講座を修了し、日本語学校で経験を積む。現在はTCJでプライベートレッスンを担当しているほか、都立高校の外国につながる生徒や技能実習生に教えている。
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