【TCJ受講生へインタビュー】早期退職後、週5でプライベートレッスンを受講中

日本語学習を検討中の方に読んでいただきたい!TCJ受講中の学生にインタビューをしました。15年ぶりに日本語を勉強しようとレッスンを探し、学生の声やレビューが良かったことからTCJを選んだアンドリューさん。日本語のニュースを見ている時「前より聞けるようになった!読める漢字が増えた!」と成長を実感するそうです。

Q:自己紹介と日本語を学習している理由をお願いします。

A:アンドリューと申します。55歳です。香港に住んでいます。2年前に早期退職できました。オーストラリア人です。前は日本に14年間住んでいました。私の家内は日本人です。よろしくお願いします。

 

日本語を学習している理由は、5年後ぐらいに日本に住みたいと思っているからです。その時のために、不便なく普通の生活ができるように平日毎日レッスンをしていたいんです。

Q:日本語学習歴を教えてください。

Q:日本語学習歴を教えてください。
A:まず1999年に日本に来た時、一週間に1回90分のグループレッスンに参加しました。本は「Japanese for busy people 1」を勉強して、ひらがなとカタカナのフラッシュカードゲームをしました。最初、参加者は10人でしたが、3か月後5人に減って、7か月後3人になって、最後は残1人※。自分だけ残りました。

 

※残(ざん)という勉強したばかりの言葉を使いたかったようで、辞書で確認するアンドリューさん。

 

1年後、個人レッスンを開始しました。1週間に3回ぐらい目黒駅の喫茶店で1時間レッスンしました。5年後、JLPTを受けました。旧JLPTの3級に合格しました。それから、去年まで15年くらい勉強ができませんでした。仕事が忙しかったからです。2024年3月から平日毎日1時間のレッスンができていて、それと9月から漢字のアプリの勉強も始めました。

Q:TCJはどのように知りましたか?

A:えっと、日本語の勉強をしようと決意した後で、日本語の学校を見つける必要がありました。香港にはたくさん日本語の先生がいませんから、いいオンラインレッスンがある日本語の学校をGoogleで探しました。たくさんありました。それから、学生の声やレビューを読んで、TCJがいい学校だとわかりました。あっ、少々お待ちください。(自分のスマホを確認して)確信です。TCJがいい学校だと確信しました。

Q:TCJのオンラインレッスンで学習されて、どうですか?

A:オンラインで勉強するのは全然問題ないです。平日毎日のレッスンは、私にとって午後は日本語を勉強する時間です。お昼ごはんの後で、まず漢字を勉強して、昨日のレッスンを復習して、ルーティーンができました。毎日の同じ時間のレッスンの制度は学校の教室みたいです。家内も午後1時半から4時半まで私の書斎で勉強しています。日常の大事な規則的な制度です。毎日同じ気持ちじゃないです。元気な日、元気じゃない日、楽しみな日、気分が悪い日、いろいろありますが、勉強し続けます。毎日学校に行っているみたいです。

 

元気じゃない日、勉強のモチベーションが下がった日は、仕事だと思います。毎日の仕事は常に面白いわけじゃないですが、がんばります。仕事と同じ問題です。難しいだけ。勉強はやめないです。がんばり続けます。

Q:レッスンを始めてから、変化を感じますか?

A:15年のブランクがありますから、最初はN4レベルの復習から始めました。1冊の本が終わって、今はN3レベルの学習に入りました。TCJでレッスンを始めた3月から今まで、1冊の本が終わったら、会話の聞き方と話し方がどんどん分かるようになってきました。読み方も漢字が分かってきました。話し方はだんだん良くなっているので、もっとたくさん練習できるはずです。文法は、えっと、本の練習は大丈夫です。よくわかる。全部あっている。普通の会話では思い出せないです。思い出せないことがありました。文法の意味は分かったんですが、あまりうまくできなかったです。テレビを見てる時は、ニュースなど、一年前は意味50%わかる。今は80%わかります。日本人の友だちとたくさん日本語で話すようになりました。15年前と比べると。予約・買い物など生活することがしやすくなりました。

 

日本語を勉強することはおもしろいですが、初めに言葉と会話と文法を勉強して、活用形は意味が全然違います。本当に難しいです。私にとって、クロスワードパズルと同じくらい難しいです。

Q:日本語学習のおもしろいところを教えてください。

A:ゴルフに通う時、船に乗って。飛行機の中で・・・ん?

 

(※インタビュアーが、質問のおもしろい「ところ」が点・ポイントの意味であることを説明する)

 

ははは。おもしろいポイントね。はい、おもしろいところの「ところ」は2つの意味です。場所だと思いました。このようなことがたくさんあります。「もも」は足の太ももとピーチです。「いる」は矢を射る、食事が要る?そこにいる?パソコンで調べたらたくさん出てきます。おもしろいです。

Q:日本語学習の大変なところを教えてください。

A:一番大変なポイントは、生活の日本語と教室の日本語は全然違います。たとえば、教室の日本語は「行きますか?」「食べませんか?」、普通の日本語は「行く?」「食べない?」です。

 

中国語には活用形がない。かなもない。中国語と比べると日本語は活用が多い。(表を見ながら)Plain form, Te form, Passive form, Causative form…14個活用形があります。

 

それから、さっきありましたが、私が「いる」と言うと、「どの『いる』ですか?」と先生が聞くところです。これも大変です。ははは。

Q:アンドリューさんにとって、日本語学習のゴールはありますか。

A:ゴールはありません。段階的に上手になることが目標です。一番の上のレベルは、日本語で夢を見ること。

 

近い目標は、言葉が持つ「言葉の気持ち」がわかるようになることです。私が日本語を話すとき、家内は私の日本語は5歳の子どもみたいと言います。なぜなら、私の会話、「意味合い」がありません。たとえば、「今日は暑いです」は暑いの意味だけです。「本当に暑いところなんだねー。歩いてもいいんだが、暑すぎる」という文、意味はわかる。ニュアンスが分からない時がある。言葉がもつ「言葉の気持ち」が分からない時、むずかしい。

Q:TCJはどうですか。他の人におすすめしたいですか?

A:もちろん。おすすめです。他の人から日本語学校やオンラインレッスンのオススメを聞かれたら、TCJはいい学校ですとすすめます。対応が簡単で速いです。サービスがいいです。臨機応変に対応してくれます。

TCJでもっと日本語を学ぼう

アンドリューさんのように日本語学習にブランクがある方も多数TCJでリスタートしています。日本語に触れる機会を増やしていけば、日本語力を取り戻すことができます。ブランク期間を経て再開された方から「以前より主体的に学習するようになった」「また再開するのは勇気がいったけど再開して本当に良かった」とポジティブな声があがっています。焦らず、諦めず、ご自身のペースで日本語力を取り戻していきましょう。

この記事の筆者
日本語教師
PaivaAyaka
日本語教師/Webライター/翻訳家。大学卒業後、求人広告や商品広告のコピーライターを経験。2010年からブラジルの国外就労者情報援護センター(CIATE)で、日本へ就労希望のブラジル人に日本語指導を行う。同時期にサンパウロ新聞社で翻訳記者としても働く。日本帰国後、TCJの養成講座を修了し、日本語学校で経験を積む。現在はTCJでプライベートレッスンを担当しているほか、都立高校の外国につながる生徒や技能実習生に教えている。

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